通年ある花と季節の花、その違いって知ってる?
- Gooby Goofy
- 4月28日
- 読了時間: 5分
こんにちは、FLORISTです🌱
街中のお花屋さんをのぞいていると、「あれ、この花っていつでもあるの?」なんて思ったことはありませんか?実は、お花には【通年手に入る花】と【その季節だけの花】があるんです。
今日はその違いについて、お話ししてみようと思います🪷

ー 通年ある花って? ー
通年ある花は、1年を通して安定して流通しているお花のこと。
ビニールハウスで栽培されたり、輸入されたりして、気温や季節に左右されずに出回っています。
例えばこんなお花たち:
【バラ】
花束やブーケの王道といえば、やっぱりバラ。赤、ピンク、白、オレンジ、紫……と、カラーバリエーションがとても豊富で、品種によっては形や香りもさまざまです。「情熱」「愛情」「感謝」など、色ごとに花言葉が違うので、贈る相手やシーンに合わせたセレクトができるのも魅力です。
【カーネーション】
母の日のイメージが強いカーネーションですが、実は通年で流通しているお花。最近は、ふんわりとした咲き方や、グラデーションカラーの品種も人気で、ギフトだけでなくインテリアフラワーにもぴったり。「無垢で深い愛」など、あたたかい花言葉も多いので、家族や大切な人への贈り物におすすめです。
【ガーベラ】
見ているだけで元気をもらえる、明るくポジティブな印象のガーベラ。赤、黄、ピンク、オレンジなどビビッドな色も、やさしいパステルカラーも豊富で、花束にアクセントを加えたいときに大活躍します。「希望」「前進」など前向きな花言葉を持つため、応援やお祝いのシーンにもぴったりです。
【トルコキキョウ】
ふんわりと優雅に咲くトルコキキョウは、上品でやわらかな雰囲気が魅力。白や紫を中心に、ピンク、グリーンなどカラーバリエーションも多く、ウェディングやフォーマルなギフトにもよく使われます。「優美」「すがすがしい美しさ」といった花言葉を持ち、どんな場面でもそっと寄り添ってくれるような存在です。
📌 ポイント
「この花が好き!またお願いしたいな」というリクエストに応えやすいのが、通年出回っているお花の魅力。一年を通して安定して手に入るため、贈るタイミングに左右されず、いつでも大切な人に届けることができます。誕生日、結婚記念日、昇進祝いなど、特別なシーンに季節を問わずぴったりのお花を選べるのも嬉しいポイントですね◎
ー 季節の花って? ー
一方、季節の花はその時期にしか出回らない、まさに“旬”のお花。
自然のリズムで育つため、見られる期間は短いけれど、だからこそ特別なんです。
季節ならではのお花たち:
【春のお花】
・チューリップ、スイートピー、ラナンキュラスなど
春は、新しい始まりを感じさせるフレッシュな季節。チューリップは色や形のバリエーションが豊富で、見ているだけで心が弾みます。スイートピーはふわっとした花びらと甘い香りが特徴で、卒業・入学など新しい門出のギフトにぴったり。ラナンキュラスは幾重にも重なる花びらが華やかで、春の花束をぐっと上品にしてくれる存在です。
【夏のお花】
・ひまわり、アジサイ、デルフィニウムなど
太陽がまぶしい季節には、元気いっぱいの花が似合います。ひまわりは「夏の象徴」とも言える存在で、明るく前向きなイメージを届けてくれます。アジサイは梅雨の時期を彩る人気の花で、色の移ろいを楽しめるのも魅力。デルフィニウムは涼しげなブルー系の花色が印象的で、暑い季節に爽やかさをプラスしてくれます。
【秋のお花】
・コスモス、ケイトウ、ダリアなど
秋は、しっとりと落ち着いた色合いが似合う季節。コスモスは風に揺れる可憐な姿が美しく、秋の訪れを感じさせます。ケイトウはビロードのような質感が特徴で、アレンジに深みを出してくれます。ダリアは存在感のある大きな花で、ブーケやアレンジメントを一気にゴージャスに仕上げます。
【冬のお花】
・シクラメン、ポインセチア、ヒヤシンスなど
寒い季節にも、美しい花たちはしっかりと私たちを楽しませてくれます。シクラメンは冬のギフトの定番で、鮮やかな赤やピンクが目を引きます。ポインセチアはクリスマスシーズンの主役。赤や白のカラーリングが、イベントムードを高めてくれます。ヒヤシンスは香り高く、小さな花が集まって咲く姿がとても愛らしい。冬から早春にかけて、春の訪れを待ち遠しくさせてくれる存在です。
📌 ポイント
季節の花は、その時期ならではの風景や空気感を伝えてくれる存在。「今しかないものを贈りたい」「旬のものにこだわりたい」そんな時に選ばれています。「その季節にしか出会えない特別な花たち」って、やっぱり魅力的ですよね🌿

ー 通年花と季節花の上手な選び方 ー
🌹 通年のお花を選ぶなら…
「好きな花をいつでも贈りたい」「安定感のある花束にしたい」というときにおすすめ。例えば、バラやガーベラは年中手に入りやすく、色のバリエーションも豊富なので、贈る相手のイメージカラーに合わせて選ぶこともできます。また、リピートのご希望にも応えやすいので、「前と同じ花がいいな」というリクエストにもスムーズに対応できます!
🌼 季節のお花を選ぶなら…
「旬を感じてもらいたい」「その時だけの特別感を演出したい」というときにぴったり。春にはふんわり優しいスイートピー、夏には元気なひまわり、秋には深みのあるダリア、冬には華やかなポインセチア…。季節のお花は、贈る相手に「今この瞬間」を感じてもらえる、特別な贈り物になります。
ー まとめ ー
通年で手に入るお花は、いつでも安定して品質のよいものが選べること、そしてカラーバリエーションやデザインの幅が広く、贈る相手やシーンに合わせたカスタマイズがしやすいことが大きな魅力です。
一方で、季節限定のお花には、その時期にしか出会えない特別な美しさと、旬ならではの瑞々しさや華やかさがあります。春の訪れを告げる花、夏の太陽を思わせる花、秋の深まりを感じる花、冬のぬくもりを運ぶ花…。季節の花は、贈られる方に「今この瞬間」をまるごと感じてもらえる、心に残るギフトになります。
どちらも素敵な特徴があるので、贈るシーンや相手に合わせて選んでみてくださいね💐

FLORISTでは、季節ごとの花々を取り入れたデザインや、特別なシーンにぴったりの華やかなアレンジまで、さまざまな作品が日々生み出されています。ぜひお気に入りのアレンジを見つけてみてください🌱