まるで天然の香水！香り高いバラの魅力とおすすめ品種

こんにちは、FLORISTです🌱

バラといえば、美しい花姿だけでなく、その芳醇な香りも魅力のひとつですよね。特に、まるで香水のように濃厚な香りを放つバラは、一輪飾るだけでも空間を華やかにしてくれます。

今回は、強い香りを持つバラの特徴や、おすすめの品種についてご紹介します🌹

■ なぜバラは香るの？

バラの香りは、花びらに含まれる精油成分によるもの。品種によって香りの強さや種類が異なり、大きく分けて以下のような香りがあります。

• ダマスク系（華やかで濃厚な甘い香り）

• ティー系（紅茶のような爽やかな香り）

• フルーツ系（柑橘やベリーのような香り）

• ミルラ系（ハーブやアニスのような独特な香り）

特に香水のように強い香りを楽しみたい方には、ダマスク系のバラがおすすめです✨

■ 香水のような強い香りを持つおすすめのバラ

🌹 ダマスク・ローズ：濃厚で甘いダマスク香を持つ、香水の原料にもなる品種。

古くから香水やアロマの原料として重宝されてきたバラで、特に濃厚で甘い「ダマスク香」を持つのが特徴です。華やかで上品な香りが長く続き、一輪でも空間を優雅に彩ります。その芳醇な香りは、ローズウォーターやエッセンシャルオイルにも使用され、リラックス効果や美容効果が期待できることから、多くの人に愛されています。

🌹 イブ・ピアッチェ：ピンクの大輪が美しく、フルーティーで華やかな香りが特徴。

優雅なピンクの大輪が魅力的なバラで、咲き誇る姿はまるでドレスを纏ったような華やかさを持ちます。香りは甘くフルーティーで、爽やかさの中に深みのあるローズの香りが広がります。その華やかな芳香は、花束やアレンジメントに加えるだけで空間を一気にロマンティックな雰囲気にしてくれます。特別な日のギフトにもぴったりな、贅沢な香りを楽しめるバラです。

🌹 シャルル・ド・ゴール：ラベンダーカラーの花びらと、優雅なダマスク＋スパイスの香りが魅力的。

気品あふれるラベンダーカラーの花びらが特徴のバラ。名前の由来となったフランスの元大統領シャルル・ド・ゴールのように堂々とした存在感を放ちます。香りは、優雅なダマスク香にスパイスのアクセントが加わり、深みのある洗練された芳香が楽しめます。エレガントで落ち着いた雰囲気を持ち、香り高いバラを楽しみたい方におすすめの品種です。

🌹 ミスター・リンカーン：深紅の花とクラシカルなローズの香りが特徴の名花。

深みのある美しい深紅の花が印象的な、クラシカルな魅力を持つ名花。大輪の花を咲かせ、まるで歴史の重みを感じさせるような気品ある佇まいが特徴です。香りは、昔ながらの純粋なローズの香りが強く広がり、まさに「これぞバラ」といえる芳醇な香りを楽しめます。切り花としても優秀で、花もちがよく、お部屋に飾るとその存在感と香りで特別な空間を演出してくれます。

🌹 ローズ・ドゥ・メ：フランスで香水の原料として栽培されるバラで、繊細で上品な香り。

フランス・グラース地方で香水の原料として古くから栽培されている歴史あるバラ。別名「センティフォリア・ローズ」とも呼ばれ、幾重にも重なる花びらが特徴的です。繊細でありながら、華やかで上品な香りを持ち、フルーティーな甘さとわずかにスパイシーなニュアンスが感じられるのが魅力。シャネルの香水「No.5」にも使用されていることで知られ、まさに香水の世界には欠かせない存在です。